2019年9月にラグビーW杯が日本で開催され、それを期にラグビーについて興味を持った方も多いのではないでしょうか。ラグビーは反則やゴールの決め方によってその後の流れが変わったり、パスの仕方も特殊だったりと細かなルールが設定されています。今回は、そういったルールの中でも基本的な部分について紹介していきます。
ラグビーの基本
ラグビーは15人で1チームとして構成され、ゴールラインまでボールを運んでいくことで得点を争うゲームです。試合時間は、前半・後半それぞれ40分80分で行われます。ラグビーの選手は体格が良く、パワープレーが多く発生するイメージが強いかもしれませんが、パスをたくさん回したり相手を引きつけたりなど技術や戦略も重要になるスポーツです。
コートの構成
ラグビーのコートは長さ100m、幅70m、インゴール6〜22mで構成されます。特にコートの中でも22mラインまでは、守備に有利なルールが組まれています。
基本ルール・点数
トライ
ボールを相手のインゴールへ持っていき地面へタッチすることで5点を獲得することができます。トライをすることで、続けてコンバージョンゴール(2点) をすることができます。コンバージョンゴールの開始位置は、トライした場所によって変わるのでよりコンバージョンゴールを決めやすい位置へトライすることも重要になってきます。
キック
キックにはコンバージョンゴールの他に、ペナルティーゴール(3点)・ドロップゴール(3点)の2つで得点を獲得することができます。ペナルティーゴールは相手が重大なペナルティを犯した場合に与えられるゴールです。ドロップゴールは、プレー中にキックして決めるゴールでワンバウンドさせてからキックします。
スクラム
反則などで試合を再会する時に組まれるフォーメーションの1つです。チーム内のフォワード8人が「クラウチ、バインド、セット」という掛け声を合図に相手チームを押してゴールへ近づいてきます。ここで意図的にフォーメーションを崩すとペナルティが取られることがあります。
ラインアウト
ボールがタッチラインを出た時に行われるプレーです。タッチラインからチーム内の8人がいるところへボールを投げてボールを取り合います。メンバーは、ボールを投げるスローワー・ジャンプしてキャッチするジャンパー・ジャンプする人を持ち上げるリフターに分かれて行います。
ラグビーは他のスポーツに比べてパワーが重要
ラグビーは、相手とぶつかる機会も多いのでそれに負けないフィジカルパワーが重要なスポーツです。体格の大きい選手も多く、その中で勝ち残るためにフィジカル負けしない体づくりは欠かせません。フィジカルパワーを強化するメニューなども合わせて読むことをおすすめします。