体幹筋とは?
体幹は、両肩・骨盤の間にある体を支えるために重要な役割を果たしている筋肉のことです。インナーマッスル・アウターマッスルの両方が含まれていて、特に鍛えにくい部分の筋肉を筋トレとして紹介されます。よく「体幹=インナーマッスル」と勘違いされているのを見かけますが、実は違うものなのです。
体幹筋とインナーマッスルの違い
体幹筋とインナーマッスルは混同しやすい事を紹介しました。具体的にどう違うのかというと、体幹筋は胴体周辺の特定の部位の筋肉を指します。
インナーマッスルは、特定の部位を指すことはなく、体全体に存在します。より表層に近い筋肉をアウターマッスル、深層にあるものをインナーマッスルと言います。基礎代謝が上げるためには、インナーマッスルを鍛えることが重要です。
どういう部位なのか
体幹筋には明確な範囲はなく、広義・狭義の両方で説明される事があります。広義では、胴体の筋肉である胸・背中・腹部・骨盤付近を指します。狭義の場合は、より部分的になり、インナーユニットと呼ばれる筋肉を指します。
なぜ体幹トレーニングが良いの?
体幹トレーニングをおすすめするのは、経済面と健康面で優れているからです。
体幹トレーニングは、特別な道具などを必要とせずに実践することができます。家にあるものを使ってトレーニングしたり、道具を使わずにトレーニングできるます。
また、体のバランスを維持するための筋肉を鍛えるので姿勢が良くなり持久力やフォームの向上、ボディラインが綺麗になるなどスポーツや見た目などが良くなります。
加えて、お腹周りの筋肉が鍛えられるので内臓の位置が調整されて便秘の解消や出産の助けに繋がってきます。
おすすめの体幹トレーニング
プランク
体幹トレーニングの中でも、特に手軽にできて効果も期待できるということで人気がある「プランク」がおすすめです。
主に、腹筋周りの筋肉が鍛えられるので姿勢の改善や持久力の向上に繋がります。また、プランクには「30日チャレンジ」という運動が苦手・体力がない・続けるのが苦手という人にもオススメのトレーニングがあります。
腸腰筋トレーニング
次におすすめしたいのが、腸腰筋を鍛えるトレーニングです。
腸腰筋は骨盤を支えるインナーマッスルの1つで、骨盤を支えるインナーマッスルの1つで、へそと足の間くらいに位置していて背骨と骨盤と足を繋いでいる筋肉です。大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉の総称です。
このトレーニングは、スポーツ選手も行なっているトレーニングです。この筋肉を鍛えることで、足を使うスポーツで記録を伸ばしたり、日常で階段を登ったりするときに疲れにくくなるといったメリットがあります。
腸腰筋ストレッチ
トレーニングしたあとのストレッチは大事です。回復のスピードも上がり筋トレの効果が出やすくもなるので、必ず取り入れていきましょう。
まとめ
体幹を鍛えることは、スポーツや健康維持でとても重要視されています。今回、紹介した体幹トレーニングは場所も取らず手軽にできるので、ぜひ家などで実践してみてください。